湖南市出身の読売巨人軍・奥村展征選手やコーチがプロ野球選手の食について語る「食スポ・シンポジウム」が13日、守山市三宅町の立命館守山中高で開かれた。
立命館大スポーツ健康科学部の海老久美子教授(栄養学)や、県内のスポーツ指導者らが企画。様々な種目に取り組む子どもの保護者ら約150人が参加した。
奥村選手は、甲子園でも活躍した日大山形高時代から食事を意識してきたといい、「以前は量を食べればいいと考えていたが、プロになって野菜やたんぱくのバランスなど質を重視するようになった」と語った。
伊藤博・2軍トレーニングコーチは、年間を通して活躍する選手は食欲が落ちる夏場の食事を工夫して筋力を落とさない、と紹介。「子どもたちに1日3回、偏りなく食べるなど基本的な習慣をきっちり身に付けさせてほしい」と呼び掛けた。
(14日付 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20141213-OYTNT50093.html