今年のプロ野球日本一に輝いたソフトバンクの松田宣浩内野手(草津市出身)ら県出身のプロ野球選手4人が29日、長浜市の長浜ドームで開かれた野球教室で県内の小学生と交流した。
県体育協会などが主催した「夢をつかめ!滋賀オールスター少年野球教室」で、小学4~6年生約600人が参加。
今季、18本塁打を放った松田内野手は「ホームランを打つイメージで角度をつけて振る」と、打球を遠くに飛ばすこつを伝授した。パ・リーグで今季、最多奪三振を記録した楽天の則本昂大投手(多賀町出身)と、中日の小熊凌祐投手(大津市出身)はキャッチボールの基本を、巨人の奥村展征内野手(湖南市出身)は捕球の技術などを指導した。
米原市立息長小5年、山口雅功君(11)は憧れの則本投手とキャッチボールをし、「緊張したけど、いつもより上手に投げられた」と喜んでいた。
会場には約2000人が詰めかけ、トークショーなどを楽しんでいた。