第99回全国高校野球選手権滋賀大会は26日、大津市の皇子山球場で決勝が行われ、彦根東が4―1で昨夏代表の近江を破って優勝、4年ぶり2度目となる夏の甲子園出場を決めた。彦根東は辻山の2点本塁打などで近江を突き放し、2年生左腕の増居が1失点で完投した。全国大会は8月7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。
彦根東は一回、先頭の原晟が二塁打で出ると、朝日の犠打で進塁。続く高村の適時打で先制した。同点で迎えた五回は條野と増居の連打などで好機をつくり、敵失で勝ち越し。六回に辻山の2点本塁打でリードを広げると、増居が反撃を抑えて逃げ切った。
近江は三回に敵失で一度は追いついたが、その後は走者を出しながら得点が奪えず、2年連続の甲子園出場はならなかった。
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(2017年7月27日付読売新聞滋賀版)