「親は新聞を読ませたいけれど、子どもが本当に読むかしら」「新聞を読むことは本当に役立つのでしょうか」。講演会やイベントで読売KODOMO新聞の購読をお勧めしていると、いつもこのような声に出会います。確かに活字に慣れていない子どもにとって、新聞を読み始めることは、ちょっとした挑戦です。新聞を手渡すだけで、子どもが楽しそうに読み始めたというケースは極めてまれです。
それでも読売KODOMO新聞は2011年3月の創刊以来、多くの人に読み継がれてきました。「子どもが新聞を読むようになったコツ、学びに役立つ新聞の活用術を、読者のみなさまに聞いてみよう」。編集室ではこのように考え、この1年、記者が直接、読者の声に耳を傾け続け、ホームページにKODOMO新聞活用法を掲載してきました。
この活用法を、より多くの方に知ってもらうため、参考になる事例をガイドにまとめ、2018年5月から配布しています。ガイドに掲載されているマンガを作成したのは、自分や相手の考えをマンガで伝える専門家・ありす智子さんです。読売KODOMO新聞の魅力をまとめた早わかりガイドも担当していただき、今回のガイドは、その続編として作成したものです。
「新聞を読む習慣がなかなかつかない」とお悩みの方、「もっと新聞を学びにつなげたい」とお考えの方、そしてKODOMO新聞の購読をご検討いただいている方にも、ぜひお読みいただければと思います。