◆社会保険庁や県庁等の職員を騙る詐欺の発生。
12月16日に、米原市と長浜市内の高齢者宅に「郵便で通知していますが、特別年金の還付金があります。」「振込みの手続きをしますので、銀行口座を教えてください。」と言った電話がありました。そのうちの1軒で銀行員を名乗る男が自宅を訪れ、キャッシュカードを預かっていき、現金が引き出される被害がありました。キャッシュカードを人に渡すことや暗証番号を教えることは絶対しないでください。また、このような電話はすぐに110番通報してください。
◆社会保険庁の職員を騙る振り込め詐欺未遂電話の発生。
12月17日、守山市内の一般家庭に、社会保険庁職員を騙る男から「4万7千円を還付する。最寄りのATM機まで行ってもらえませんか。」などと電話がありました。電話を受けた女性(65歳)がATM機まで行って携帯電話で男からの指示を受けていたところ、「キャッシュカードを取りに行く。」などと言われたことから、不審に思い、警察へ届け出たため、未遂に終わりました。社会保険庁職員等が電話でATM機へ向かわせたり、キャッシュカードを受け取りに自宅まで行くことはありません。このような電話があれば、すぐに110番通報してください。
◆県庁職員を騙る詐欺の発生。
12月20日に、甲賀市内の高齢者の女性宅に「給付金が貰えるので、キャッシュカードと印鑑を持って県庁に来てください。」と電話があり、「遠いので行けない。」と返答すると「そちらに行きますので、カードを渡してください。」と言われ、その後被害者宅を訪れた男にキャッシュカードを渡し、現金を引き出される被害がありました。同日湖南市でも同様の手口の未遂容疑の電話がかけられています。キャッシュカードを人に渡すことや暗証番号を教えることは絶対しないでください。また、このような電話はすぐに110番通報してください。
◆消費生活情報
クレジットカードのショッピング枠の現金化とは、本来、商品やサービスを後払いで購入するために設定している「ショッピング枠」を、現金の入手を目的に利用することです。このような利用は、結局は債務を増やし、支払い困難に陥ったり、クレジットカードが利用停止になるおそれがありますので、絶対にやめましょう。「借りられない」「返せない」で困ったときは、あわてないで消費生活センター0749-23-0999までご相談を。