◆日本少年野球選手権大会滋賀県支部予選 ▽中学生の部・決勝 オーミボーイズ0―6滋賀野洲ボーイズ(19、20日・浅井球場ほか)
ガッツポーズで大喜びの応援席に応える選手を前に、滋賀野洲ボーイズの田中監督は満面の笑みで「長かった」と一言。滋賀野洲がオーミボーイズに完封勝ちして9年ぶり4回目の出場を決めた。準決勝で”夏の大津瀬田レイカーズ、春の滋賀野洲ボーイズ”の両チームが激突。滋賀野洲が、9回タイブレークの末、大津瀬田に逆転サヨナラ勝ちし、勢いに乗った。
決勝戦の初回、宮川主将の犠飛などで2点を奪い流れをつかんだ。先発・西殿は「直球で勝負。高めに行かないよう注意した」と、オーミ打線を5回1安打に抑える力投。「本大会も、1点も取られないよう頑張る」とにっこり。すると、7回2死二、三塁、今若が「今までの不振をばん回したかった」と三塁打を放ち、勝負を決めた。
「投打で力を合わせたチームワークの勝利。うれしいです。滋賀県の代表として精いっぱい戦います」と宮川主将は決意を新たにしていた。